当会は、産科フィスチュラ罹患患者を支援する団体です。
産科フィスチュラとは、膣に、孔が開く症状。出産時のトラブルで、胎児の頭が圧力をかけることにより、まれに生じます。このことにより、隣接臓器である大腸や膀胱から、糞尿が流れ出るインコンチネンスという症状にいたります。
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尿漏れに悩む患者。於アジスアベバフィスチュラ病院。撮影Shaleece Haas
患者さんは、サハラ以南アフリカ、中東、アジアといったエリアの国々に、います。通常、遠隔地で、医療の手が届きにくいエリア。ダルフールなど、戦災地では、暴力によるフィスチュラが経験される場合もあります。
こうした女性たちは、10代前半の「少女」であることが、まれではありません。当会支援病院では、10歳以下の患者さんがいらっしゃることもあるのです。
年齢にかかわらず、女性の尊厳をすべて奪う産科フィスチュラは、実は、3万から5万ほどの費用をかけた手術で、9割以上、治癒します。帝王切開で、再度、出産をすることも、難しくはありません。
WHOの推定では、世界には、200万人以上の産科フィスチュラ罹患患者がいるといわれます。また、この数字は、治療が追いつかないため、増えていくばかり。
日本でも、19世紀には、このような症状があったはず。エチオピアを本部とするハムリンフィスチュラグループの一端を担うハムリンフィスチュラジャパンは、より多くの女性、妊産婦が、医療を受けられる体制作りを、目指しています。
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ハムリンフィスチュラジャパン
